70年前の葉書通信
2019年10月8日 | ブログ
| JAPEXセールは準備が完了、何時でも下見して頂けます。何時にも増してハイレベルな品揃えになっています。出品記事を書いていて、面白い葉書を見つけました。【スーパーポーストスタンプレター】1948年1月31日発行の26号です。
スキャンダルというよりもゴシップ通信です。内田照八郎氏の名前には初めて接しました。戦後で言えば、武田寸葉子(武田修)、古屋厚一、山崎好是(以上敬称略)に引き継がれた、怖いものなしで、何でも有りのゴシップジャーナリストの走りの人でしょうか。
SPL通信、ちょっと翻訳してみましょう。落札代金の最も遅い人、「実名」・2か月以上の記載有り、弊社の場合は、もし書くならば、未払い金額の多い人ランキングに置き換わります。
田中スタンプ・落合氏は、後の日本郵趣協会・水原氏のことです。
飛燕5銭の印刷漏れ、1色印刷の洩れなので、評価は物凄く微妙です。実は、私も同じような物を見つけたことが有るのです。無目打乃木2銭の印刷漏れです。完封を手に入れて、袋を切ったら、99シートの完全品と1シートの白紙が出て来たのです。薄い裏写りが有るので、正に無目打乃木2銭の1色洩れ、見つけた時は喜んだのですが、児玉君にも馬鹿にされたし。何処で売ったか忘れました。飛燕の印刷洩れも、70年前であっても、数千円もする珍品では無かったかと思います。
SPL通信他にも、葉書通信が一杯出ていた時が有ったのです。縁あって纏めて手に入れたので、面白そうなものをお目に掛けようと思います。何時になるか判りませんが・・・。