かつお釣り切手のバイブルと言えば、山本義之・中井輝典共著の【郵便切手資料 かつおつり切手】で誰も異論を挟めません。でも、今となれば使い勝手の良さから言えば、1996年6月1日発行の、Bordeaux=久野徹君発行の研究主体同人誌第24号が上回っているのです。発行に当たって情報提供を依頼されたので、知っている事で表に出して構わない事実を教えた記憶が有るのです。昭和天皇に踵を接して生を受け、昭和の最後の日の数日後に鬼籍に入られた山本義之さんをはじめ、この本に登場している方たちは既に黄泉の国へと旅立たれている方が殆どで、現役で郵趣人として活動報告に接することが出来る方は皆無です。そして目打有りシートの行方に通じているのは、もしかして私しかいないかなと思うのです。12月8日締切のヤフオクのディールを見て、ふと記録を残しておこうと思ったのです。久野君の記事には異論は有りません。元ネタが間違っていれば兎も角、発表されたデータの検証の精度は高く評価できるのです。だからこの記事をベースにして書き進めます。
目打入りの完全品で郵趣界に登場したのは2シートだと思います。1シートは分割して販売、別の物は切られずに永久保存の聖地に入りました。分割シートのデータは、昭和40年に50枚ーが@1万円で卸売りされました。この時は物だけが単独で動いています。鑑定書は無論、販売時の伝票的な物も私は見知っておりません。2次分割は昭和41年1月14日に@35000円で売られました。この際には新生スタンプ・山本義之・中井輝典連名の証明書付きでの即売です。2度の販売で80枚近いかつお釣りの目打有の単片が存在し、ほぼ半数に証明書が付いています。最近の取引では当時の経緯を知らずに、鑑定書(証明書)の有無を気にする人が多いのですが、事情を知っていれば、購入に際して殊更に費用を払って鑑定書を取る必要は無いのです。糊付・透かし無・全型12の3要素を充たす偽物は有りません。私がオークションに載せる場合は鑑定書の有無はまったく気にしないのです。2次分割の@35000円はカンムリ10銭と同値だったそうですが、今となれば市場での人気とその価値は随分と差が付いています。かつお釣りに関して言えば、切手か否かで大論争に成ったのですが、それは今更白黒つける必要はなく、特に流通に於いてはコレクターの判断に委ねれば良いのです。私はオークションの出品物としてはそれなりに扱っていますが、自分で商品として買い取った事は皆無なのです。この切手だけは売り買いに於いて商品としては扱えないトラウマが有るのです。
山本さんとのお付き合いは、昭和の末期の数年間だったのですが、濃密な時を共にできたと思います。同氏は「シート」と「みほん」と「かつお釣り」で名を轟かせたビッグコレクターです。梅田の電子会館に入っていたゴムの会社に創業者の特権?で個室をお持ちで、毎日出社されていました。物と金との受け渡しで随分と通った覚えが有るのです。シートの内、メインの1次昭和から透かし無は勿論高額まで全揃いでしたが、私が知遇を得る前にすでに処分済みでした。その前と後が残っていてオシドリ5円や震災はオークションで売ったのですが、当時の知識として最大限に分類した出品記事を書いたので随分と褒めてくれました。戦前記念は、カンムリ10銭、トンボ1.5銭、日清の5銭の片割れ抜けの3種以外はコンプリ、欠けてる物も入手のチャンスは有ったけれど、足元を見られてのやたらとえぐい値段のオファーなので買われなかったそうです。みほんは没後にご遺族から私が買い取りましたが、昭和版の本に使った物だけが有りました。明治・大正版の物は皆無でその写真のプリントだけが今も私の手元に有ります。布告とかは借り物が多かったのかも知れませんが、手彫~田沢や戦前記念が1枚も残っていないというのが不思議ですが最早検証の術は有りません。ご遺族と話をしたのですが、ご自分で処分された切手の代金は、100%、檀家総代をされていた地元のお寺か神社に寄進されたとの事、ご家族は1円も貰っていなかったそうです。私が買い取ったみほんと月雁と見返りのシートを除いてですが。生前に売るべきものは売り切って、最後に残った大物がかつお釣りの完全シートでした。現物以外に、郵政当局から大日紙業への発注書、記事が掲載された内外の雑誌や新聞の切り抜きが山ほどスクラップされていました。購入価格は100万円、でも【テルスケ】=中井輝典さんが酒飲みで、その酒代が100万かかったので、原価は200万だと言われていた事が印象に残っています。本音で言えば、執念で収集された物に関しては、ご本人が在命中は余り扱いたくは無かったのですが、突然のご命令が天から下りて来たのです。橘さん経由で何とか売る術を考えるようにとの事でした。私が描いた絵は、シートを分割して@10万で、銘版とコーナーに色を付けて支払いベースで1000万なら行けるかなと思ったのです。分割されたシートに有った、Pos6の北原印はこちらに有るか否かは覚えていないのです。売れ残った場合も後処理とかの付帯条件を考えようとしたのですが、アイデアを提示する前に速攻で拒否されました。分割はまかりならぬです。未来永劫にかどうかは兎も角、シートのまま持ってくれる人を探してくれ・・でした。値段の交渉で無く、情念に於いて切ってくれるななので動きは完全に封じられます。選択肢が無いのです。無理やり伝手を辿って、最終的には逓博に収まりました。勿論、資料一式耳を揃えてです。物凄く安かったし、私は何らのコミッションを貰っていません。この時、悪魔が囁いたのです。山本さんの条件は、値段には拘らない、兎も角切らずに売りたい・・なので、お年を考慮すれば商売できる可能性が有るのです。買い手との交渉で出てきた値段でなら、私でも喜んで買えるのです。10年抱えてほとぼりを冷ませば美味しい商売が出来るのです。でも、化けて出て来る怨霊に祟られるかも知れません。選択の余地は有りません。
公式にはオープンになっていないのですが、この目打有りのシートは、逓パーク=郵政博物館に入っています。手嶋さんと浅見さんの東京の消印の豪華本の出版記念パーティーで、当時の逓博の館長だった井上さんに聞きました。山本さんのかつお釣り、特別展示されませんか。怪訝な顔をされました。かつお釣り・・あれは、森山欽司先生が亡くなられて直ぐ後に、真弓先生の秘書の人が紙の手下げに入れて持って来てくれた、乃木の朱2銭L12のシートとかと一緒に寄付してもらった・・という返事でした。ここでのかつお釣りは、無目打の事なのです。この話はそれなりに知られているのですが、目打有りの方は郵趣品の墓場に入った後は、誰もその姿を見ていません。この扱いになるならば、私が買い取って、13年程抱えてマーケットに戻した方が山本さんの思いに叶ったのかなと時々思うのです。
久野君の記事で触れられている通り、目打有りと無目打共に、存在は各2シートだと思います。その内各1シートは郵政博物館に有る筈です。目打有りは前述の通り、分割されてマーケットの花形と化しています。最後の無目打を書きましょう。保家茂(ほけ・しける)さん、砂防会館と参議院郵趣会の世話人をされていた方の旧蔵品です。これでも現在進行形のドラマが起きているのです。
オークショニアとして、よく聞かれる質問が有るのです。今どの分野の物が一番人気が有りますか?聞いてくる人には悪意は無いのですが、答える立場で言えば、超愚問だしタブーのテーマなのですよ。正解は、全てのジャンルで安いですよ、以前の値段では絶対に売れませんよとしか言えないのです。もっと嫌味で返事するなら、貴方がお持ちのコレクションの、絶対に売りたくない物が一番の売れ筋ですと応えることも有るのです。伝統郵趣のテーマで、特定のジャンルに火が付いたのは遠い昔の事だし、今やカラーマークなどは扱いたくない物の最右翼に位置しています。特に人に秀でたスキルをお持ちの人が分類できる物に対して、誰もが判るごときに活字が躍って火が付いてしまうというのは怖い現象なのです。集める人が簡単に確実に分類できる物で無いと文化として昇華し郵趣界に於いて普遍の地位を保つ事は出来ないのです。特別に出来る人の尺度でキャンペーンを張ってはいけません。
普遍的な基準で、オークションで高くなる物ならば説明できますよ。物自体に希少性があり、それに伴う人気が付いて来て、なおかつ綺麗な物なのです。記念切手の未使用ですら、カンムリ・トンボ・制定のNHで極フレッシュ、ウエルセンターならオークションでは明らかに相場以上の値段を超えても半端ない人数のビッドが入ります。良い値段で落ちて、しかもビッド数が二ケタ近くて、同じ物が有れば次も確実に売れるだろうと読めてしまう物も有るのです。でも、ほんの少しの違いで、私が【極美】と書くか、【美品】と書くかでビッド10が一気に1~2に落ちてしまうのです。コレクターの物に対する欲求の度合いは私の読みを遙かに超越しているのです。希少性は普遍的です。でもコンデションはその場限りの刹那の幻で消えるのです。手前味噌の評価をすれば次は奈落が待っているのです。コンディションの対しては、厳しすぎる位の尺度で臨まないといけません。
随分と前なのですが、イギリスのロブソン・ローかクリスティーに琉球の100円加刷とカンムリの極美の田型が出たのです。センターもパーフェクト、NH フレッシュです。1回限りの出品なら、とても転売狙いの値段ではおさまりません。予想通りに相場を超える高値で落ちました。ところが、その後のチューリッヒとロンドンでのセールに、毎回必ず1点以上が続いて出て来るのです。皆同じ状態ですが同一品では有りません。情報通に探りを入れたら、シートを分割していることが分かりました。銘10とコーナーは田型+の分割なのでオークションでのロット数は20位かな。数年続いたと思います。ネタが割れたのでビッドし易かったし、いつしか値段も落ち着いて来たのですが、私の評価では最後になって辛うじて1~2点買えただけだったような気がします。情報はオープンになったし、無茶値で無く、誰もが転売前提でビッドするので、もうちょっと度胸が有れば、物の状態に惚れて、相場を超えて落としても商売できたかなと後悔してるのです。田型だから高く売れるものでは無く、単片にしたほうが売りやすいし、オークションでの競りが期待できるステータスだけに惜しい事をした物です。2点共にシートは、ユニークに近いし、状態を加味すれば、圧倒的なNo1ですが、シートで残すことに何の意味も有りません。珍品シートを潰して怪しからんという非難は全く当たらないのです。この2点の出所は仏蘭西だと聞きました。超目玉のこのクラスだけが単独で出てくることは考えにくいのです。
予想通りに連れが有りました。ビッグな2点が終わった後に、シートが売りに出たのです。大白20銭12x12.5と25銭13x13.5、同じ出所で極美だと読みました。値段的にも100円加刷よりは手頃だし、普通切手のアドバンテージも有るのです。1点限りだと決めつけて、タカハシさんと乗りでヤル事にしたのです。これ1点なので下見は不要なので出かけずに、単純計算してカタログ値の6掛け+でキタゾノ君に札を預けました。ビックリのレポートが来たのです。入れた数字の3分の1で落ちました。フロアで予想外の事態が起きていたのです。日本物を扱うビッダーは我々以外に一人だけ、フランス在住の中国人=Kong Wen-Sunだけでした。彼が下見してオークショニアにクレームを付けたのです。シートと書いてあるのに横で2分割、不味いだろうと言うのです。この時のオークショニアは、アンケ・スロットクさん、ポーランド出身の女性だけれど、責任ある立場に人です。即座に決断して、記事相違だから、メールビッドは全部キャンセル、場での競りオンリーにしたのです。参考値も安いのですが、メールはノービッド、それを売り切る為なのでロハの値段でスタートです。普段なら、中国人とは調整してのビジネスも出来るのですが、この時は時間的な余裕がなく、ガチンコでの競りになりました。向うはカタログ値のみを根拠にして、一定の数字で機械的に降りるのでこの条件なら負けることは有りません。エンドユーザーのやり方では、この銘柄なら、当然2分割になるのです。落ち値が安いので分けっこには色んなパターンが有るのですが、私が分割ルールをオファーしたのです。上下各2列、合計40枚、銘版とコーナー10B全部とそれ以外の60Bに切りましょう。値段はイーブンです。ご希望の方を選んでください、です。銘柄良しで状態極美、選択の優先権は私には有りません。でも、結果は予想通りというか期待通りになりました。私はどうしてもビジネスにロマンの色を眩してしまうのです。オークションで売ったと思います。銘10は2点共、天野先生がお買い上げだったような気がします。買い値が安いので商売とすれば楽でしたが、売れた値段は期待ほどでは無かったような気がします。売った数字ははっきりとは覚えていないのです。
ビジネスからロマンを消し去ることが出来なかった大きいディールが有ったのです。【かつお釣り】のシートです。勿論目打有の完成品です。完全に無報酬で動いたのです。尊敬すべきご老人の望みを叶えるには、このパターンしか無かったということで、かつお釣りが良い値段で売りに出る度に無理やりに自分を納得させているのです。35年経っているのでここで書いてしまっても良いのかなと思うのです。無目打シートに行く前に、目打有りを語りましょう。これに関しては鑑定書は要りません。無いと買えないという人は野暮な人だと言えますよ。
見覚えの有るマテリアルでした。久米島切手の第1コーナー田型です。数十年前にシートを扱ったことが有ったのです。必ずしも現存1点では無いのでしょうが、単なる田型で無い第1角なので調べれば簡単に分かるのです。シートの表裏の写真とを早速突き合わせてみたのです。随分前にシートを出品物として持ち込んでくれたのは大阪在住のご夫婦でした。由緒正しきお家柄で、ご主人は1736年創業の米両替商の末裔、今に至るも代々ご当主がお名前を継がれていて、有能な経営者としてご活動、時流に合うビジネスを手広くやられていました。ご来社当時のメインビジネスは1951年に開業された文具店、上手に時代の変遷に合わせて業態をチェンジされていて、今はインバウンド狙いと猫ちゃん文具で名をはせておられます。奥様は関西人には良く知られている政治家の妹さん、お二人でビジネス外でも日本文化に根差した芸術品を対象にした公益財団法人を設立されて京都で博物館を運営されています。ご主人は既に亡くなられて奥さまが引き続いて館長をされているのです。
随分前のお付き合いなのですが、切手でも良い物をお持ちだったと思います。数年かけて綺麗さっぱりと売り切りました。その中でも最もインパクトが強いのが、【久米島のシート】だったのです。出品物として預かったので、手品は使えず、そのままシートで出すしか無いのです。コレクターでは手が出ません。確か東京の業者さんが最低値で買ってくれたような気がします。その後の動きは聞いていなかったのですが即売で分割されたのでしょう。ご夫婦ともに気さくな方だったので、持ち込まれたときに結構雑談をしたのです。久米島シートがご自慢の逸品でした。随分と前に阪急百貨店に通っていて、催事か、常設の切手の売り場を持っていたトクモトさんの店で買ったと言われてました。現物以外に書類を数点貰ったのです。メモ書きの『証明書』を信じるならば、購入先は催事での森下浩さん、日付は昭和51年4月13日になっています。
折角の超一流の資料なので、弊社のオークションで売る際に世に知らしめて残したいと思ったのです。だから出品物のシートの表裏、森下さんの証明書、シャバリン氏旧蔵と思われる使用済シートのコピー、元逓信従業員沖縄戦記・久米島郵便局之部(再コピー)を作って確か1000円で配布したのです。かなりの人が買ってくれたし、このシートのコピーさえあれば、真偽は簡単に分かるのです。ご希望でしたら、余分に作っているので、一式1000円送料込みでお譲り致します。中々の力作だと思います。今回のヤフオクの出品は、Pos1の耳の折れ具合等で正に現物であることは容易に知れました。ヤフオク出品から更なる意外な情報が得られるのです。物は弊社のオークションで落とした東京のディーラーさんのシートで確定です。でも出品のおまけに私が関わっていない資料が付いていたのです。1945年10月1日発行 久米島切手解説書、立派?な茶色のホルダー入り、作成者は【フランクリン・ミント】です。弊社のセールでのお買い上げは、切手商組合加盟業者さんでF・Mintでは有りません。でも、素人のお金持ちに売るのなら、ネタとすれば良い物でしょう。化粧して付加価値を高める作業をやったのなら、中々に達者な商売だったかなと思います。起点が昭和51年(1976年)の阪急百貨店、終点が今月のヤフオク、その間に弊社のオークションが入ります。48年の時空の中に3回のディールが有ったのです。キーになるディーラーさんはよく知っている相手だし、勿論話も出来るのです。来年2月頭に会うので、その時に聞いて見ようと思います。うちのオークションで買った、久米島シート、フランクリン・ミントに売ったの?数十年経過の商売なので、多分正直に答えてくれると思います。
ヤフオク!の落札値は316,000円、今の相場は単片で15万なら当たり前に売れるでしょう。だから落ち値としては滅茶安だと思います。その理由も分かっています。不思議な現象なのですが、合理的に説明が出来てしまうのです。オークションに於ける心理学です。ヒントはかつお釣りのシートです。テーマとすれば久米島よりも数倍は面白いネタが有るのです。楽しみながら書いて行きましょう。ちょっと焦らして、私しか知らないシート分割話に飛びますよ。大白20銭と25銭のシートをぶった切ったのです。
電話で問い合わせ頂いていた、標記の山が大きいダンボール8個でやって来ました。東京の無店舗営業の古銭の買い取り屋さんで、JAPEXでの弊社のセールを見学済みとの事でした。品川ナンバーの車で持ち込み、この後京都で買い取りの仕事が有るそうです。内容は未だチラッと見ただけですが、出所は1か所で、購入先は郵趣サービス社がメインだと見えました。外国切手は豪華アルバムの頒布品、お楽しみは、混じっているかも知れない中国切手と、松本徽章の金箔とフランクリンミントですが可能性は薄そうです。FDCは、コメットバインダー入りのスタンディングオーダーでのコレクション、NCC・JPS・飯島版画だと思います。古い物は無さそうなので、冊数を読んで枚数x@20円の1ロットになるでしょう。確実に売れると思います。
先方が仕入れ価格を言ってくれたのですが、結構いい値段を出しています。黒いヒンジレスボストークが20冊ほど有るのです。3巻以降は額割れでしょうが扱いに苦労はしないでしょう。1巻・2巻が有ったり、無かったりでガタガタ、ぐちゃぐちゃなのでそれだけが勝負になるのです。何故か竜文4種は本物で、他の手彫は裏に番号入り=切手商組合が其の昔45種を100円で売った物だし、高い普通切手は無いけれど、月雁、年賀富士、国立の小型は有るのです。手間をかける必要も無いので、手早くロッティングすれば仕事とすれば完結です。最低値を売れる値段で付ければ相場で売れるし、100円加刷抜きの琉球や満州、南方も有るので金額はそこそこになるでしょう。数十年の怨念が籠ったコレクションの編集には手こずるのですが、唯一のご希望が郵趣品の現金化というリクエストはオークショニアにすれば一番楽な仕事なのですよ。目途として、買い値の2倍位には出来ると思います。売れる数字が見えているのでストレスゼロでやれるのです。
数日前のヤフオクで、ドラマが起きました。かつお釣りと久米島です。私はギャラリーなのですが、或る意味当事者として絡んだことが有ったのです。忘れていたのですが、資料は残っているので楽しい記事を書けるのです。数十年前に遡ってお話を綴って行きましょう。