終了したオークションの結果報告を兼ねて次回セールの予告を致しましょう。メールの4803 JAPAN STAMPオークション誌 1-250の完揃いは、1~2番札が踵を接した数字で23万円でのハンマー、おつり無しでした。でもこの数字は完揃い+落札結果表完+極美の特殊な要素故の値段なので、この数字で次も売れる保証は有りません。前回のブログで書いたことをきっかけにして、次回のご出品で早速出て来たのが、『POSTAL HISTORY』の1~50+別冊のロットです。よくぞ残しておいてくれましたね・・。この手の物は売る場合は早い物勝ちなので、早速のご送付が大正解になるでしょう。文献を高く買ってくれている3人の顔が見えるのです。メールセールの表紙に使いましょうか?
もう1点の吃驚ネタは支那字毛紙10円の未使用です。値段と連続性で記事が書けるのです。今回のセールの物はLH 美品、1回前の物はNH 美品で、落札値は場で競られて共に125万でした。メールのトップ=結果としてのアンダービッダー(2番札で負けた人)は同じ人で、ビッドは共に120万でした。カタログ値に比較して、この値段も立派なのですが、2回続けて、更に強い人がお二人もいたのです。ここで終われば、あっそう?!なのですが、話は更に続きます。ビッダー数が7なのです。落としたお二人とアンダービッダーさんが超強気なのは確かですが、そのすぐ下にも結構な予備軍が続いているのです。希少性の高い、普通切手の綺麗な未使用はオークションネタとしてまだまだ有望なのですよ。実は、次回のフロアにもまた出ているのです。LH 美品、最低値は35万です。勿論、表紙に使います。
旅はまだ続くのです。3連続の出品では終わりません。11月3日のJAPEX Special Floorセールに、5円・10円の田型が出るのです。完璧な極美品です。10年ぐらい前に手に入れて、郵趣ウイークリーに即売の広告を出したら、奇特な人が見つけてくれてのお買い上げ・・・今回の弊社への出品の動機は、国際展の田沢コレクションには使えないから・・だそうです。売れるかどうかを気にされていたのですが、私はポジティブに見ています。数年前のJAPEXセールで、持ち主のコレクションからはみ出した青島の田型を売ったのですが、ビッドが4~5人有ったのです。グロスの金額とすれば大きいのですが、だからと言ってそれはビッドに際してのハンデにはなりません。既にビッドしてくれる人のお顔が数人浮かんでいるのです。