長期連載の標記のエンタですが、「郵趣の6月号」に広告を出して即売いたします。それに先立って、当ブログでも先行販売いたします。郵趣の広告には、ある程度在庫が有る物を載せました。販売価格は共通ですが、当ブログでは、在庫少数の物にも値段を付けました。郵趣分は、A~Jとし、当ブログでは対応して1~13の番号を付けました。在庫1点の物も、販売しますが、値段は付けておりません。ご希望値をオファーして下さい。必ずしも値段の高い方を優先するのでなく、私が判断を仕切れなかった物に関しては、マテリアルを的確に解析してくれた方に買っていただきたく思います。先着順でなく、5月6日必着でご注文を割り振ります。メールにてお申込み下さい。連休中も数日は出社いたしますので、タイミングが合えばお問合せに返信いたします。発送は5月8日の予定です。⓵~②のみは21年8月31日までの2銭料金での◎・ボタ時代、③~⓾は2銭料金の丸一消時代、⑪~⑬は3銭料金時代です。全てブログに掲載の現品です。是非遡ってお読みください。

①(A) 21条拒否 管内 直配達 4銭+2銭 在庫12 販価15,000

①a         同上 五条宛 支局宛も管外扱いでの直配達 4銭 筆消+4銭・2銭を同時に未納消 現品限り ご希望地値をオファーして下さい。料金の解釈も添えてください。

②(B)22条還付 管内 直配達 4銭+0 在庫7 販価25,000

③(C) 21条 管内 直配達 局名無未納 4銭+2銭 在庫35 販価7,000

③a       同上 五条・今出川宛 在庫5 販価15,000

④(D) 21条 管内 直配達 局名入未納 4銭+2銭 在庫24 販価8,000

④a        同上 五条・今出川宛 在庫6 販価15,000

③ー④a   21条 五条・今出川支局宛 試配達 0+6銭 在庫5 20,000

③-④b  同上 本局=七條宛 試配達 0+6銭 現品限り オファーして下さい。

⑤(E) 21条 管外 直配達 局名無未納 4銭 筆x+6銭 在庫12 販価15,000

⑥(F)  21条 管外 直配達 局名入未納 4銭 筆x+6銭 在庫5 販価25,000

⑦(G) 21条 管外 試配達 局名無未納 0+6銭 在庫13 販価15,000

⑧(H)  21条 管外 試配達 局名入未納 0+6銭 在庫5 販価20,000

⑤-⑧a     21条 大阪島之内宛 管外宛 直配達なるも21条付箋無し 現品限り オファーして下さい。

⑨(I)  22条還付 管内 直配達 4銭⁺0 在庫6 販価20,000

⑨a             同上なるも付箋は21条を流用(一部訂正) 在庫6 販価20,000

⑨b            同上 今出川宛 試配達 0+4銭  現品限り オファーして下さい。

⑩ (郵趣掲載無し) 2銭料金 22条 管外 掲載品現品限り 計4点 神戸宛直配達・福知山宛直配達・大阪川口宛試配達・東京京橋宛(直・試不明) オファーして下さい。

⑪(J) 3銭料金 21条 管内 直配達 6銭+3銭 在庫17 販価15,000

⑫   3銭料金 21条 管内 試配達 0+9銭 在庫3 販価30,000

⑬   3銭料金 22条 管内 直配達 6銭+0 付箋バラエティー含む 在庫5 販価25,000

今回のロットで、項目ごとに希少性を計って見ました。料金では2銭よりも3銭が少なく、もっと言えば2銭時代の菊使用=32年1月1日~3月31日が最も稀れ、管内よりは管外が少なく、21条よりは22条が少なく、直配達よりは試配達が少ないのです。組み合わせての最珍品は、菊2銭時代の管外宛、22条の試配達です。姿とすれば32年3月末までの菊4銭単貼、未納消=管外宛の還付で京都戻しなので、未納京都消しです。筆は有りません。流石にこの組み合わせは有りませんし、ルックスは滅茶苦茶地味なので、もし有っても、評価できる人は居ないかなと思います。

手元にガメテいた、珍品を即売いたします。TPMのオークショニアレポートに書いて、そのままにしていたのですが、今回の記事を基にして、改めてアナライズして見たのです。今なら自信を持って書けるのです。ステータスは捨印京都32年2月10日で東京牛込宛、2銭料金なので未納の倍額で菊4銭貼、残念ながら牛込での21条前半の付箋漏れ、でもこれは直配達でしょう。転居先不明での京都へ還付=菊4銭に筆×。22条付箋付、新小判4銭貼 京都未納で那須さん戻し。2銭料金の菊貼時代の22条 管外 直配達(21条付箋漏れ)筆×での差出人戻しです。

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2015年のJAPEX会場での即売と12月のオークションに少し出して、あとはピンポイントでプライベートで何点か売って、塩漬けにしていたのです。PA200号に大分出品したのですが、出品記事は当ブログの検証記事を書くまでに仕上げています。オークションの記事は、見たままの事実を書くことに主眼を置いています。郵便史的な解釈を入れれば、もっと的確に書けたかも知れません。それはそれとして、今回は思う存分に調べたので、このエンタ類に関しては商売的にはfinなのです。さあどれ位売れるでしょうか。

無切手差し出しの郵便物で、受け取り拒否の戻し便など、郵便条例時代に限らなくても、見たことは有りません。那須さんエンタを除けばですが、本当に少ない物のはずなのですが。ご連絡を待っています。