月別アーカイブ: 6月 2017

あと一歩で完了です。

NEW  HAVEN→八鹿カバーで有力な情報を頂きました。奈良県の戸上拓也氏とドイツのFLORIAN EICHHORN氏からです。U.S. International Postal Rates, 1872-1996、Anthony S. Wawrukiewicz & Henry W. Beecher  共著の、アメリカの外国宛の料金表です。その34ページに私の知りたいデータが出ています。日本宛の1871-1875年の料金です。

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早速本題に入りますが、該当のカバーで問題になるのは、料金表の、「a  American Packet via San Francisco =10C」。これに対応する日本発料金は、日本の米国横浜局→アメリカも10銭です。為替レートは$ vs yenが、1:1なのでキッチリ合っています。差出人が貼ったアメリカ切手の15Cは、サンフランシスコ便なら、完納というより過貼りですが、NY局でshort paid 5Cの印と書き込みが有るので、SF便の料金では受け付けられないとして、トータルの料金として20C を要求されています。未納郵便物はこの時代では受け付けられないので、差出人に戻されています。SF便は駄目よの理由は推測ですが、1873年9月なら、アメリカ大陸横断鉄道は開通しているのものの、定期的には運行されていなかったのかも知れません。3年後の1876年6月4日の超特急でNY→SFで、83時間39分が画期的な記録との記事が出ています。1873年頃の日本宛の郵便物で、アメリカの東海岸差出のサンフランシスコ便の実例が有るのでしょうか。低料金のこのルートが無理なら、ニューヨークからの日本宛は、大西洋を越えてのBrindisi経由便にならざるを得ません。この場合の料金は、「f German direct mail via Brindisi=20C」になります。NY→ハンブルグかブレーメン→Brindisiでしょう。もう一つが「i German closed mail via England and Brindisi=21C」です。closed mailとは、閉嚢便で、経由地のイギリス・リバプールとドイツのケルンでは開嚢されずに、Brindisiで載せかえる時に開いて中継印を押すということでしょうか。iの方がより早く着くのですが、料金が1C高くなります。この違いは、日本の外郵開始後のドイツ宛のルート違いの料金違いに引き継がれています。「cの英国船のサザンプトン経由は28C、dの英国船のブリンディシ経由は34C」なので、対象からは除外できます。

NEW  HAVEN→八鹿カバーは、21Cで完納です。それでも、i のドイツ船のイギリス経由とは断定は出来ません。fの直接Brindisiも可能性として残ります。両ルート共に、Brindisiは確実に通るのですが、その前の◎ALA VERONAの鉄郵が曲者です。ALAは、AMBULANTEでイタリア鉄道の基地局です。TRIENT=TRENTOに接続しています。ここに繋がるドイツからのルートが、ハンブルグ・ブレーメンか、ケルンかが判れば、謎が解けるのです。もう一つの考え方とすれば、1873年10月1日か2日の、ニューヨーク発ドイツ宛の船が特定できればいいのです。行き先で20Cルートか、21Cのそれかが判ります。アイホン君が頑張ってくれるでしょう。私の拙い知識で判断すれば、fの開嚢便なら、ドイツの到着地=ハンブルグかブレーメンで中継印を押すのでしょうが、このカバーにはそれが無い、ゆえに、i の閉嚢便での、イタリア中継印押しと思えるのです。15C+不足5C の書き込みは気になりますが、トータル21C ならぴったり、合いなのです。

現時点で判っているこのカバーのステータスを書いてみましょうか。幾つかの文献を読んでのデータです。①日本人が海外から差し出した日本宛の郵便物の最古のマテリアルである。②Care of YOKOHAMA Post Officeの表示から判断して、駅逓寮が借り上げた、イギリスの横浜局の「私書箱」扱いと思われるが、その制度の最初期で有り、唯一の完全品であり、かつ日本人宛はユニークである。③インカミングメールの日本人宛としても最初期と思われる。インカミングは、お雇い外国人宛や、外国商社宛が圧倒的であり、日本人宛は随分と時代が下がってしまうと思われる。④アメリカ発日本宛での大西洋経由・ブリンディッシ経由便の最初期である。まだまだ幾つでも見つかるのですが、それはこの辺りで止めておきましょう。オークショニアはマテリアルを見てわかる要素以外は書かない方が良いのです。買ってくれる人の方が知識は上なのですから。

既に書いた記事に於いて、ブリンデッシ→横浜のルートと船名は解明済みですが、国内の逓送ルートも、近辻喜一氏に伺って、横浜→西京は、東京を経ずに、陸路で3日と判っています。4銭貼りも、料金の内外での刻み違いで納得できます。残る問題は、差出人が誰かです。アメリカ切手の下に、「米国・・・」の文字が読めるし、筆跡から日本人に違いないと思います。切手を剥がして調べることは無理でしょうから、ここらは、受取人の但馬国の北邑・・の名前からの関連を、但馬国に超詳しい「キタムラ先生」に聞いてみたいと思います。

日本人が海外に国策で渡航したのは、岩倉使節団が最初でしょう。その次の年の同じ船でアメリカへ渡った人物宛に差し出された手紙=海外郵便手続=二重封筒の内封筒が、何故か私の手元に有るのです。この時代の海外への渡航者の名簿は、パァッセンジャ―リストで拾えるので、割と簡単に身元が分かります。ここらも含めて近日中に論じてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

解決しました。

懸案が一つ解決しました。8月のフロアセールへの出品物として、U小判1銭と、新小判5厘・4銭の大ブロックの未使用を受け取りました。同時に菊2銭のカラーコピーも貰いました。結論は、オークションハウス=Robert  A. Siegelが、 画像をスキャンする際に、4色のカラーの設定でなく、モノクロ単色でやったのです。だから、「菊2銭・黒印刷」が一瞬世に現れたのです。

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因みに、このロットに入札した日本人3人=1番・2番・3番札は、皆私の情報網に掛かる人たちです。「黒印刷」で飛び込んだ人はいず、落ちた値段も大人しく、極美の小判を売れば菊は完全にタダになるハンマープライスだったのです。私は自分でやる気はさらさらなく、もしそうならばで、絵を描いて楽しませてもらいました。

もう一件の懸案も前途に光が見えてます。お二人から、1870年代のアメリカ→日本の料金表を貰いました。表面上の疑問は解決、但し完璧なテキストを書くには、1873年10月1日(或は2日)のニューヨーク出航船のシッピングリストが要るのです。多分、ドイツ船籍の商船だと思います。想像を交えてのアナライズは近日中にやりましょう。8月のセールのラストロットなので、7月20日位に記事を入稿いたします。まだまだ時間はたっぷりありますから。

スタンプショウ=ヒロシマ ’17 ドラフト 余韻の即売

スタンプショウ広島2017
「ドラフト」余韻の即売
先着順に即売します。
金額には消費税を含んでいます。送料サービスです。
メールにて在庫確認の上、お申込下さい。
6月23日現在、200点中88点、ご注文可能です。

1 竜200文貼 名古屋検査済 VF 60万
2 和桜黄2銭貼 備中板倉不統一 着印 2万
3 和桜黄2銭貼 和歌山郵便役所 3万
4 和桜黄2銭貼 朱 伏見消 4万
5 和桜黄2銭貼 N1B1/K 美濃岐阜 3.5万
7 洋桜1銭ト ペア貼  カ62号 4万
9 手彫封皮 2銭 KG上野館林 3.5万
10 無切手 備前藤井→備前片上 5万
11 村送り 可逆出 売約済
14 無切手 備洲 西大寺 4万
16 官民往復 KG静岡 1万
17 旧小1銭ペア貼 朱KG近江春照 5万
18 旧小4銭ペア他貼 指令・違 3万
19 旧小2銭狸貼 青KG備中玉島 8万
20 旧小4銭無地 10x9S貼 ウ10号 3.5万
21 旧小4銭 薄紙貼 KG岐阜 1.5万
24 旧小3銭貼 KG岐阜 2万
26 和桜4銭他貼 公用先捌 ◎美濃北方 4万
27 旧小5銭ペア貼 外郵十字消 12万
28 旧小5銭貼 小型花型+ 星入YOKOHAMA 4万
31 着印 威海衛第一野戦局 1万
32 U小2銭田型貼 岐阜ボタ 売約済
34 未納料金受取書 33.10.1 郵便法初日 封筒付 8万
35 紅枠半銭ハ 未使用 極美 18万
36 紅枠1銭ロ N1B1東京 8万
37 脇付半銭イ 未使用 売約済
38 脇付半銭イに洋桜半銭イ貼 レ1号 売約済
39 脇付1銭 N1B1/K 金澤 売約済
40 脇付1銭 湯浅検査済 1.5万
42 小判5厘葉に旧小1銭黒貼 官民往復持込便 3万
43 岐阜ボタ 鏡字 売約済
44 奈良ボタ 黒印 3万
45 宮崎ボタ 売約済
46 尾道ボタ 4万
47 若松ボタ 6万
48 地理局気象台 1万
49 中央気象台切抜貼 長崎 3.5万
50 中央気象台切抜貼 上川 3.5万
51 中央気象台切抜貼 石巻 3.5万
52 薄墨4銭 書留 売約済
53 厚手小判2銭 PAQUEBOT 長崎 2万
54 独東亜細亜遠征軍 1万
55 丸二 TANSUI 4万
56 薄墨4銭 往信 DAIREN 3万
57 薄墨4銭 ANTSUNG 3.5万
59 富士連合8銭 KEIJO 1.5万
60 富士連合6銭 MOUKEN 1万
61 富士連合10銭 標語+機械 麹町 2万
65 菊4銭貼 MOUKDEN 売約済
66 菊4銭貼 PORT-ARTHUR,H 売約済
69 台湾総督府始政10年 3完 6万
70 丸一 旅順陥落記念 1万
73 旧毛10銭貼 ロール YUKOHAMA 4万
76 旧毛4銭貼 機械7本波 YOKOHAMA 1.5万
77 旧毛4銭ペア貼 機械6本波 YOKOHAMA 1万
78 風景2銭貼 機械KOBE 日付逆植 売約済
80 昭毛10銭RC貼 標語+機械 京都五条 2.5万
81 旅順ゲーベル貼 私葉 旅順三ツ星 20万
85 乃木2銭貼 逓信省 三十七検閲済 1.5万
88 2昭7銭貼 安國 料金収納印 1万
89 米10銭貼 ○YOKOHAMA  米国局 8万
91 貯金台紙 天王寺西門 縦書印 1万
92 日露2完貼 連刷葉書 1万
93 富士山s/s貼 FDC 目白 30万
94 秀山堂貼 神田 1万
97 年賀特印風景印 龍山 1万
98 ウサギと少女s/s貼 山田 1.5万
101 0付塔40円2枚貼 KYOBASHI 売約済
102 0無塔40円 鵜飼100円貼 航空便 売約済
113 1昭4銭3枚貼 速達 那覇若狭町 1.5万
115 台湾数字に加刷貼 高雄 1万
120 沿革志 完本 美品 売約済
121 竜48文 未使用 VF 3万
122 竜200文貼カット 検査済 愛知川 6万
123 竜200文2枚 山口駅 8万
124 朱2銭 長崎検査済 1.2万
125 朱2銭 MLL 高崎郵便馬車会社 5万
126 洋桜1銭 2銭(裏少薄) 外郵 N 1.5万
129 洋桜20銭ホ ペア KG筑後久留米 40万
132 房2銭 藪塚(やぶづか)検査済 5万
133 房2銭 穿孔 NCH 2.5万
134 旧小2銭紫 下耳縁にカラーバー 2万
135 旧小2銭狸 浜坂 不統一 6万
136 旧小2銭狸 平潟 不統一 3万
140 旧小6銭 札幌ボタ 2万
141 旧小15銭 E紙10 白抜K 1.5万
145 旧小2銭紫田型 未使用 12万
146 旧小1銭茶8B 未使用 5万
148 旧小2銭狸 片銘付 未使用 売約済
151 旧小2銭紫縦3連 銘版の下にカラーバー 3.5万
152 U小2銭横3連 片銘付 未使用 1.2万
154 支菊6銭 CHEFOO 1万
156 朝字婚儀 縦書 釜山 1万
161 旧毛10銭 霞罫 12×12半 1万
163 支字旧毛8銭 銘付8B 未使用 8万
169 秀山堂ペア みほん 売約済
170 長野平和ペア ロール 麹町 1万
171 5国田型RC 東京中央 1.5万
174 無透2円ペア 泉大津 朝日 1万
175 伊勢5円 高槻 朝日 1.5万
176 日光s/s SANNO-HOTEL 15万
177 応挙の虎s/s TOKYO 4万
182 犬山博s/s 高知佐川 6万
185 国宝24円s/s TOKYO 売約済
186 国宝50円s/s TOKYO 4万
189 赤弥勒50円 無目打ペア 売約済
193 43国白抜ペア 鑑定書付 5万
199 台湾数字10銭 使用済 3万

お知恵拝借

次回のオークションの出品物の、ラストロットが確定しました。極めて興味深いマテリアルですが、手元の文献と、私の知識では解明出来ない要素が有るのです。
外国郵便開始の1875年1月1日以前のアメリカからの到着便で、この時期の日本切手貼付の国内転送便はユニークだと思います。データを時系列に列挙します。コネチカットのNEW HAVEN差出で、宛先の表示はMR.D.KITAMURA CARE OF JAPANESE POST OFFICE YOKOHAMAの英文と、大日本豊岡縣養父建屋町之北邑・・北邑実彦?殿の漢字表記です。差出人の漢字表記はアメリカ切手の下に隠れていますが、筆跡からして当時にアメリカに渡航か留学していた日本人の差し出した物と思えます。
VIA SANFR.=サンフランシスコ経由の表示が有ります。
⓵アメリ切手2C・3C・10C=計15Cを貼り、NEW HAVEN SEP.21.1873の引受です。次いでNEW YORK SEP.22の消印と横長□のSHORT PAID印と鉛筆書きでDUE5の文字が読めます。解釈では、5Cの料金不足で差出人に戻されたと思われ、
⓶再度アメリカ切手6Cが貼られ、NEW HEVEN SEP.29とNEW YORK OCT.1印が有り、完納になっていると判断できます。次いで出現する郵便印は、大西洋を渡った欧州の物です。
⓷◎ALA VERONA 16.OTT.はイタリアの鉄郵印→〇BRINDISI 17.OTT.→英国局〇HONG KONG C.NO.26.73→在日英局青〇YOKOHAMA A.DE.5.73→N1B1横濱6.12.6午後です。日付とルートで、シッピングリストから英国籍P&O会社(PENINSULAR STEAM NAVIGATION CO.)のMADRAS号で運ばれたことが判ります。
⓸国内の逓送は、N1B1西京6.12.9午後→朱□明治6年12月12日/豊岡郵便役所→朱縦□先拂+朱□但馬郵便役所八鹿 そして、和桜4銭を貼って、縦□但馬八鹿検査済での抹消です。

解明したいポイントは、なぜ差出人に戻されて、6Cを貼り足したかと、NYから大陸横断でSFに運ばれての太平洋航路でなく、なぜ大西洋経由でのBRINDISI経由になったかです。恐らくこの2点はリンクしているでしょう。凝縮すれば、1873年の米→日の郵便料金が問題になるのです。サンフランシス発の米国船なら15C、大西洋便(その後はブリンデッシ経由)のイギリス船ならば20C(或は21C)でしょうか。もしそうなら、当初に何らかの理由で、SF便に載せられないので、料金不足=完納郵便で無ければ受け付けられず、差出人に戻して不足分を再貼付してのブリンデッシ便になったのかも知れません。
もう一つのポイントは、⓶→⓷のNY→イタリアのルートです。太平洋航路と違って、大西洋航路の船のリストは手元にないのです。欧州への上陸地はイギリス船ならロンドン、フランス船ならマルセイユ、アメリカ船ならどこでも良いでしょう。このカバーの消印では読み切れません。是非ご教授頂きたいのです。
⓷は問題なし、⓸の切手貼付に関しても理由は分かっています。横浜から宛先地には国内料金が徴収されるのですが、和桜4銭は、配達局の但馬八鹿(養父市場は未開局)で貼られたと思います。なぜ4銭なのかの可能性は2つ、未納郵便の倍額徴収(外郵開始後は倍額は免除)か、内外の基本料金の刻みの違い、国内は2匁=7.5グラムの迄毎で2銭、アメリカは15グラム=1/2オンス迄毎でしょう。アメリカでは基本範囲内でも、日本では2倍重量便です。未納の表示がないので、重量便の可能性が大きいと見ます。1875年以降の着便の内地の配達や開港地間郵便で4銭貼りが多いことからの推測です。識者のご意見を頂ければ幸いです。

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『スタンプショウ=ヒロシマ ’17 ドラフト ルール説明』

『スタンプショウ=ヒロシマ ’17 ドラフト ルール説明』

今年も6月10日(土)に、広島県立産業会館西館に弊社がブースを出展、会場にて、日本関連の郵趣品、200点を「ドラフトシステム」にて販売いたします。

(90%以上は、今回が初お目見えで、全て消費税込みの値段を明示した即売品です。)

販売は、直接会場にご来場の方に限ります。当日の10時10分頃から正午まで、エントリーを受付、エントリーシートにて、ご希望品を「指名」していただきます。

ま ず、エントリーの際に、抽選箱から、エントリーシート投票用紙を引いていただきます。「A〜Z、あ〜ん」の記号の書いたがエントリーシート抽選箱に入って います。一つの記号に対し1〜10の番号入り「A1、A2、・・・A10」(ご希望によりそれ以上も可)をお渡しします。展示しております200点の商品 の内、ご希望品ごとに1枚の用紙を使ってください、優先順位の高い物から若い番号にご記入下さい。投票締め切りは13時00分になります。

投 票を開き、各ロットごとに集計します。投票がお一人の場合は、無競争でその方にお買い求めいただけます。投票の順位(番号)は無関係です。もし、特定の ロットに複数の投票が入った場合は、①投票用紙の番号が若い方を優先します。1>2>3・・・>10になります。②同じ順位で複数の札が重複した場合は、 若い記号が優先です。A>B>C・・・・>あ・・・>をになります。

優先順位は記号が優先されますので、「A」を引いた方の1位は100%のパワーですが、「A」の2位よりも、「を」の1位の方が強いのです。他のメンバーの投票行動を読んで、賢く投票して下さい。

10時〜13時00分まで下見可能です。

今 までの実績では、200点のエントリー品のうち、約半数が指名を受けており、上位指名はかなりの確率で重複します。1位〜3位あたりは本筋から外した物の ほうが買える確率が高くなります。また、記号が遅い場合は1位チョイスでも安全ではありません。弊社は当ドラフト200点=即売品の抽選の結果には何らの 特別な意思も反映させませんので、是非、当日ご参加の上、運と頭を使ってチャレンジして下さい。残品は、投票後、発表の値段で先着順で販売いたします。

商品のお渡しは、14時30分より、行います。

ジャパン・スタンプ商会会員様は、現品先渡し、口座通し、後日送金にて結構です。

200点の画像は、準備でき次第順次、当ブログに掲載します。

ひろしまドラフト準備中です。

オークションが終わり、来週末のスタンプショウ広島の「ドラフト」の準備に集中しています。いつもと同じく、殆どは一切晒していない初な物で、販価は1万円以上、切手が約80ロット、エンタ類が約120ロットの合計200ロットです。一部は、郵趣の6月号の広告に画像を載せていますが、他の物もひけを取らない品揃えになりました。

①沿革志の完本。美品が110万。

②飛脚・官民往復・公用等のスタンプレスを含み、未発表の不統一消も何点かあります。

③紅枠から脇無の二つ折葉書と連合葉書の外地消が充実。

④旅順ゲーベル貼 櫛型旅順三ツ星消の葉書。

⑤昭和コイル3銭ペア貼の最近発行日が確定したFDCの現品。

⑥訴訟書類のM24・12・7消 「岡哲」本の初期データ更新です。

⑦料金取り立て書に未納料金貼付 菊でないのは残念ですが、郵便法施行日のM33.10.1。

⑧小包葉書3円 カタカナローラー消。

⑨旧ふじ20円単貼低料印刷物アメリカ宛 欧文消。

⑩切手の方は、綺麗な手彫と旧小判が中心です。

⑪無目打と色抜けエラーと、製造面の変種が多数。

⑫台湾数字のカラートライアル4組は、Ex.スポールディング、悩ましいマテリアルです。

全品の画像と、広島県立産業会館の会場でのドラフト即売(抽選+指名)の値段は、6月6日又は7日にUpいたします。販売は会場限定ですが、指名漏れは、後日その値段で即売いたします。