『引き続いてのスタンプショウ広島』その1
①(1.92MB)
②(1.90MB)
5月17日―18日に開催されました標記イベントに今年も参加しました。本年の企画は200点のドラフト制での販売でした。展示しての即売を登録・指名で行い、ほぼ60%=高い物から順に売れていきました。残った物はここで先着順で即売いたします。メールにて、在庫確認の上ご注文下さい。カバー類と単片を2回に分けて掲載いたします。
ロットNo.
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記事
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金額
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1
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和桜1銭政府貼 イ1番
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50,000
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5
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1銭ル貼 ヌ9号
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20,000
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8
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見付検査済
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60,000
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9
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大聖寺不統一 少シミ
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35,000
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10
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シ17号+出雲崎
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20,000
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14
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盛岡ボタ
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20,000
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17
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独東亜細亜商船船内印
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35,000
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19
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TUNGCHOW
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60,000
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20
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軍事加刷 青島 野戦局
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20,000
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34
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薄手2銭往 OSAKA
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20,000
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47
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NINSEN 葉の下少縮小
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20,000
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満旅順
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20,000
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53
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KEELUNG
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15,000
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56
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朝日新聞訪欧大飛行
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50,000
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57
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TAKAO
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40,000
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58
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価格標記封筒封上部縮小 KEIJO
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35,000
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59
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12枚貼 TENYO-MARU
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15,000
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60
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KEIJO
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20,000
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61
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売れました
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62
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売れました
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63
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日中コンビ MOUKDEN発上海宛
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50,000
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65
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新毛コイル貼 南京飛行
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35,000
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66
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台湾選挙投票入場券
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20,000
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67
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支毛・支菊8枚貼 青島 野戦局
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50,000
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68
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TSINGTAU
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50,000
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70
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SHASI 薄消
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50,000
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71
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売れました
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72
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富士鹿20銭貼 基隆+KIIRUN
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30,000
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73
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旧改富士鹿8銭貼 KOBE 封角少欠
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30,000
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76
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米船内印消
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15,000
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77
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ASAMA-MARU
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40,000
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79
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検閲封緘紙貼 逓信省第七検閲済
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15,000
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84
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無透螺鈿10円貼印刷物米宛
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35,000
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87
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官報3200号付録 明治銀婚 見本貼
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40,000
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89
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日清4完貼 有栖川2銭少キズ
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35,000
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93
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TAIYO-MARU
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15,000
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95
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大連―蔚山航空便
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20,000
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98
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TERUKUNI-MARU
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30,000
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112
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ナポレオン貼横浜宛
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25,000
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113
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独東亜細亜商船船内印
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20,000
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114
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独東亜細亜商船船内印 PAQUEBOT
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20,000
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115
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無切手葉書 独艦船船内印
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25,000
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118
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イギリス発名古屋宛 INCONNU
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15,000
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119
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イギリス発旅順宛 楕円満鉄印No2
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40,000
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120
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独切手貼 独艦船船内印
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35,000
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122
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ロシア葉書北支宛 CHANGCHUN 中継
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20,000
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124
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満州切手貼 丸二HSINKING
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15,000
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128
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売れました |
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132
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暫定香港加刷3完貼FDC
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30,000
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133
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旧毛1円50面シート上耳なし 横浜戸部六 |
30,000
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『ドラフトの流れのご紹介』 『単片類のエントリー』
(275KB)
5月17日・スタンプショウ=ヒロシマでの「ドラフト制での販売」の説明いたします。既に当H.PにUPしましたアイテムを中心に、日本関係品200ロットを当日、展示即売いたします。即売値を明記して、現物をご覧頂いた上でのお買い上げをお願いします。
エントリー受け付けは17日(土)の午前10時~、投票締切りの午後1時直前までにお願いします。登録はドラフト参加ご希望者にエントリーの際の投票用紙(アルファベットの記号入りで原則10枚=1~10の優先順位付、ご希望ならそれ以上の枚数も可)をお渡しする為の物です。お名前・会員番号(会員外でもハンデ無しでご参加いただきけます)をお申し出いただき、抽選でA~Zの記号を選んで頂きます。会場に来られた方ご自身で1回だけ引いていただきます。この段階で先着順でなく26名の方の「記号=優先順位A>B・・・」が確定します。エントリー者が27名以上の場合は追加のa~zの記号になりますが、27番以降の方はa<Zで受付の時点でかなりの不利になりますので、26名以内に入れるようにお早く登録してください。因みに昨年の同様の企画では約30名のご参加でした。
該当品200点への指名=購入の意思表示は締切りの午後1時までに完了してください。最重要なファクターは購入希望品に順位付け=ドラフト指名し、ルールに基づき購入者が確定することです。途中開札や、外れ1位の救済は有りません。各アイテム毎に指名の札寄せを行い、そのアイテムに指名1名なら順位に係わり無く、その人がお買い上げ、ダブった場合は2段階での選定が為されます。アイテムごとに指名順位で並べ、番号の若い方が優先です。同順位がダブった場合は登録の際にお渡ししたアルファベット記号の若い方を優先します。即ち記号Aを引いた方のみは1点は100%買えます。B~Zでも指名順1位の物はかなりの確率で買えますが絶対では有りません。お申込者の記号は公表しませんので、ライバルには隠しておいて上位札を有効に駆け引き投票して下さい。引渡しは2時~を予定しております。会員さんは代金後払いで構いません。非会員の方は現金決済でお願いいたします。また、予算が有る場合は、エントリー時~開札確定までに係りにお申し出下さい。優先順位の高い順でその金額の範囲に納め、残りは辞退扱いにします。
今回はカバーを中心にストックを大幅にリニューアルしました。ドラフト分以外も付け値1万円以上の物だけは別置きでブック4冊、それ以外は30+のテーマ毎に分類しています。記念シートの額面売りやブック・OPP小袋入りの単片も持参しますので2日間ゆっくりお楽しみ頂けるかと存じます。
『広島でドラフトを!』
(406KB)
<スタンプショウ=ヒロシマ>’08
5月17日(土) 10:00~17:00
5月18日(日) 9:00~16:00 広島県立産業会館 西展示館 にて新入荷品を指名ドラフト制で販売します。
朝に登録して頂き、初日の10:00~13:00に優先順位付のお申込みを受け付けます。
指名順位の若い方が購入権を得ますが、同一順位が重なれば、登録の際にお渡しした若い記号A>B・・・を優先します。ライバルのチョイスを読んでダブりそうなアイテムは若い札で指名すればかなりの確率で購入できます。
ドラフト参加は場に来られた人限定です。弊社の会員様は代金後払いで構いません。
対象品の一部をUPしておきます。販売は全てご覧いただいた上なので状態も含め詳しい説明は書いていません。
いくつかのポイントだけを書いておきます。
①菊2種貼は中継印がKUAN CHENG TSU=寛城子 07年10月20日には長春に局名が変わります。
②東宮婚儀のNAGASAKI PAQUEBOTは支那字入りです。
③支字菊5種貼葉書の書留は溏沽で引き受け門司での抹消です。
④日中コンビは瓦房店の不統一で宛先は神戸です。
オフカバー・単片類は後日UPいたします。
「日中コンビネーション」
(276KB)
海外のオークションに出る、中国関係のマテリアルは、アメリカ・欧州・香港の何処に出ても我々の評価はお呼びでない。カバーも切手も、目に付くディスクライブで出ていれば落とせる可能性は完全にゼロである。この分野での原体験は20数年前に行った、CORINPHILAが強烈。ピーター・ホルカムが世話をしたと思われる、クラシックのCHINAが出て、参考値はそそられる程安い、でも場では競って競って、10倍・100倍はざらに伸びる。台湾の呉楽園とスウェーデンのベッケマン、互いに降りないので何処までも行く。スイスのモーザーさんが大竜のリコンストラクションを買ったり、フランスのコンさんが紅印花のカバーを必死の形相で競っていた。この頃のJAPANのパートにチョッカイを出していたジュリアン・クライブもルドルフ・シャピラもとっくの昔に逝っている。CHINAに限っても、場での雰囲気は大いに変わってしまっている。場のビッドで、誰もが平伏すキングはいなくなり、香港でのフロアのビッダーは随分若返って、顔と名前が一致しなくなった。
今回のセールにも、かなりの日中コンビネーションカバーが出ていた。大竜・小竜や紅印花の大物はないけれど、旧持ち主の好みだろうか、バン竜貼りの丸一の平凡な物は少なく、万寿、暫作洋銀貼りや、IPO、不統一のプレミアが付いている物が多かった。中国の局名の希少性の評価では私は勝負出来ないけど、今回のマテリアルは日本でもプラスの評価になるはず、駄目元で数字を入れて見た。相手にされない、ぼろ負けでなく、買いたい評価は完璧に超えるけど、私の評価で微妙な上下の値段になっていた。結果は20点の内4~5点落ちたし、Lot 149の1897・9・27発で暫作洋銀10銭+U小判5銭のSHANGHAI 1897・10・2など米宛の料金が5銭→10銭の切り替え期なので、きっちり理屈がクリア出来れば面白かったかも。でも、24万円では落ちないのでいい数字でしょう。今回の場でのCHINAはフロアビッダーは大人しくメールビッドも強くない。それでも全ロットにエージェントへ複数の札が入っているし、目立つ物へのテレフォンビッドは強かった。我が社へのリクエストが来る数人と同じ人かも知れない。
私の場合のCHINAはあくまで、遊びの延長、でも今回は郵便史的に手にして、調べてみたい物が有ったのです。日中コンビネーションは、多分9割までが米宛、ヨーロッパ宛はかなり少なく、日本宛は更に希。その手続きの根拠は、中国がUPU未加入の為に、国際郵便は他国ルートに託さざるを得ない為に交換局で貼り替えているからである。日中間の中国発で日本郵便局が無い土地発なら同じ手続きになってしまう。日本局に持ち込めば、日本郵政のルートなのでこの手続きは不要になる。この理屈で、日中コンビの日本宛は少ないのだろう。日本局も需要に応じて広範囲に開局しているから。
オークション誌の記事を見て、何これ?と思ったのが、この逆ルート、YOKOHAMA発で北京宛、1896年なので、北京に日本局は開いていない。だからSHANGHAI中国局で中国切手を貼り替えての逆方向のコンビネーション、料金が中国の国内料金か、国際料金か、単なる不足の転送か、制度として有ったのか、私の知識ではクリア出来ず、東京の下見会で、多分最も詳しいであろう、二十一男先生とCPSJさんに聞いたけれども、はっきりした答えは無かった。多分実例も殆ど存在しないのでは。画像と記事を載せるのでどなたかご教授お願いします。オークションでの結果は、Lot169のカバーはエージェントとテレフォンが競り合って5500ポンド=130万円位でテレフォンの勝ち。Lot177の連合葉書は1300ポンド、多分エージェントが落としたと思う。32万円位なので、値段的には買えなくは無い、ただ差出の日付印がYOKOHAMA 12 DEC 96、貼り替えの洋銀の消印がSHANGHAI CUSTOMS がFEB 17 1897、PEKINGが 8 MARCH 1897。中国暦でなく、西暦なのでこの日付のタイムラグがどうにもクリア出来ずにビッドせず。作り物的な嫌らしさは全くないけど、戦争の取扱停止でも、河川凍結遅延の裏付けも取れず、ギャンブル出来ずに諦めたのです。
今貰ったばかりの、超最新情報です。昨日の午後行われた、HEINRICH KOEHLER のフロアセールの結果です。Lot 3763A 洋桜20銭、1銭貼独宛 1875 FEB 20 HIOGO(外郵第2便)が、EUR.23000 約430万、Lot 3774 坂東ラーゲル2完シート EUR.58000 邦貨で1000万超え、私もかなり強い預かり札でビッドしたものの、掠りもしません。落札者は共に、全く見知らぬ人ではないのですが、日本国内のオークションではちょっとここまでは頑張ってはくれてないのが寂しい気もします。オークションはタイミングで随分と値段が違うし、2人いればどこまでも競りあがるのです。
「CAVENDISH AUCTION」
(79KB)
今回のフロアオークションを終らせて、メールの締めも人任せで、組合の年2回の交換会も参加せず、台湾のアジア展も完全にパスして火曜日の朝から金曜日までイギリスのDERBYに行ってきました。ISJPのセクレタリーがE-メールで情報を流していたのですが、オークションハウス自体は地味目なので、カタログを持っている人は少なかったはずです。私のほうは20年来の付き合いで、菊8銭・15銭の銘付田型とか、ストックブックの頁一杯の新毛コイルの使用済とかを買ったことが有りました。銀行の送金先にも登録が有るので、結構な金額を買った経験が有るはずです。
何時ものペースで、海外から数件の情報、行くの・行けよ・降りてよ・・・のオファーが3ヶ月前から来てました。主体は、リヴァプールに住んでいる、E.J.WOODさんの郵便史のコレクション、2004年のJAPEXに「JAPANESE POST OFFICES ABROAD」で出品してLS(大銀賞)になった物の全部+αの内容でした。あの時に目に焼きついていたのが、台湾の最初の欧文印のFORMOSAカバー、長春に変更になる前の寛城子の欧文印=KWANG CHEN TZUの中継印、まさかこれほど早くオークションでお目にかかれるとは思っても見ませんでした。純粋のJAPANばかりではないのですが、写真版に出ている単品、写真なしのボタのロットにNEMUROとか、日本航路のフランス船内印がカバー・葉書で7点、切手で25点が1ロット、この内容なら兎も角行くしかないのです。このオークションハウスの場合、JAPANやアジアが主体でないし、ロンドンから3時間ぐらいの距離にあり、気軽に参加するには抵抗が有るはずなので、行って下見して場に出ればかなりの確率で買えるはずと読みました。たまりにたまったノースウエストのマイリッジがあるし、永久有効とは言う物の、会社が何時まで続くか判らないので、この機会に12万マイルを使いました。普通ならKLMですが今回は取れずにエアフラです。関空からのヨーロッパの場合はどのエアラインでも一緒です。夕方に着いて翌日移動、直ぐ下見会場に行きましたが、危惧していたアジア系の顔はなく、現地の日本切手研究会の数人と、CHAINA PHILATELYのおじさん位しか場で競りそうな人はいませんでした。最近の日本物が出るアメリカ・香港のセールの場合、日本切手のディーラーよりも、E-BAY出品狙いの中国系のブローカーが矢鱈と強いのです。
今回のセールではその類は皆無、場の競争者も影響はゼロ、だから、あとは世界中のカバーを扱うディーラーが何人下見して札を預けているかと、ISJPからの情報を得た日本人がWEBで見て、メールで入れて来たかが問題になるだけです。場が開けば直ぐに様子は知れます。エージェントの落とす品物とパドル番号で上から下まで入れているのが一人、でもセンスは目茶目茶。それに明らかに数字はFIXなので競る相手としての凄みは有りません。日本からのメールは数は来たかも知れないけど、本当に強いのは1人だけ。
Lot 448 旧小判3銭・5銭・10銭・U小判2銭貼の書留英宛 小型花型+20ミリTOKIO 8角横浜書留、差出の引受が東京/牛込下宮北町郵便受取所、もしかしたら現品は未確認かも知れません。参考値は240ポンド=6万円、ゼロを付けた程度で収めたかったけど、かなりオーバーしてしまいました。こちらは目を瞑れば誰かの上で落とし切れるのですが、下見なしで、メールで値段もその数字で買う覚悟で入れた人、立派なビッドだと思います。勢いで落とした値段は、商売的には鞘を乗せられるものではないけれど、「5月の広島」で壁に飾ることとしましょうか。考えられない使用例ですが誰が評価してくれるのでしょうか。
Lot 183 U小判3種他計20銭貼書留 ANPING JAPAN 俗に言うFORMOSAは、参考値の丁度10倍で落ちました。1銭の1枚もカットでなく、裏に貼り付きなので随分立派なカバーです。今までに2通ほど扱ったのですが、「台北スタンプ」さんには随分馬鹿にされました。台湾の日帝郵便史のコレクションで金賞を得るには、これと混第一の2タイプが絶対に要る、ガチガチの客がいるので、●●●万で買うとのオファーを貰ってました。難を言えば、先方はFORMOSAの印影が要るので、葉書でも新小判10銭でも、TAMSUIでもTAKAOでも良いのです。今度のプレミア付のものでも値段は全く同じです。それでも、聞いてる値段が日本での評価よりはるかに高いので、このカバー1通で十分に経費と日当が出るでしょう。
Lot463 菊封皮に日韓合同他加貼福州宛 丸一殷山消、ドイツの非常に熱心な友人に降りてくれと頼まれてました。それでも良かったのですが、たまたまぼかした話をした数人の内、2004年のJAPEXのイギリス人の作品・・・という括りで、何の情報もなく、このマテリアルを言い当てた人がいたのです。記念切手の専門家で、日韓合同の韓中の郵便使用を評価してました。およその値段を聞いたら、私のそれとピッタリ一致、ドイツの彼の数字は聞いてないけど、多分ピッタリ1000ポンド、この場合、一声に掛けて1100までに切ってビッドを決めました。それ以上で来るのなら脱帽、でもきっちり勝つのです。・・・・・続く。
★『戦後の郵政資料』第5巻 行徳国宏著 入荷しました。
(164KB)
昭和52年1月~64年1月 250頁
頒価3,300円 送料300円
当シリーズの最終巻です。既刊本も全て在庫しております。
第1巻 187頁 昭和20年1月~26年12月 2,900円
第2巻 207頁 昭和27年1月~36年12月 3,000円
第3巻 173頁 昭和37年1月~42年12月 2,900円
第4巻 160頁 昭和43年1月~51年12月 2,600円
※送料は1冊なら300円、2冊以上なら500円均一です。
★『現行切手』 第1巻・第2巻
昭和51年1月~平成元年4月まで
2冊で4,200円 送料500円
『戦後の郵政資料』と同時にご注文の場合は、送料は何冊でも500円になります。
お申込みはメールにてお願いいたします。
『手彫切手研究』発刊のお知らせ
(367KB)
2008年2月1日に手彫切手研究会(会長:福原一信氏)から標記冊子が発刊されます。
A4サイズで20ページ片面印刷、一部カラー印刷、簡易製本の冊子です。
年4回の発行で、購読料は年間6000円(送料共)
お申し込みは名義人 、「高野昇郎」 ゆうちょ銀行 振替口座 00900-2-280879
連絡先は watasuge@ymail.plala.or.jp
〒631-0044 奈良市藤ノ木台2-5-21 高野昇郎氏です。
見本誌は大阪は弊社店頭で、東京は目白の「切手の博物館」で見ていただけます。
内容のコンセプトは、手彫切手の製造面と使用面での集積されたデータの公開の場を作り、そこでの発表を叩き台にしての更なるデータの充実を目指します。
創刊号では、和桜黄2銭の無シート版の再構成の現状と、完成された13版のリコンストラクションシート写真、この版の全ての使用例の一覧=局名及び消印の種類。
使用面では手彫切手全ての使用例の一覧表のNo1として、6ページを割いて「北海道で使われた手彫切手」を局別・消印の種類別に洩れなくリストアップ。今後北から南へと琉球まで漏らすことなく発表されます。地元印の収集家にとっても欠かすことの出来ないデータですし、洩れているデータの発表の場としても有効に使えるようになるはずです。まずは、局毎での使われた手彫切手の一覧ですが、エクセル等を使って、その逆の手彫切手をメインにした使用局・タイプの一覧表も発表してくれるはずです。この種のデータは、従来は地元印収集家にすれば、ともすれば自分達だけが知っていれば良いという狭量な発想に陥りがちでしたが、有る・無し話の収集スタイルでなく、年代を区切って全国レベルで使用例を眺めることにより、当局の配給の意思や、額面毎の使用頻度まで目に見える形で明らかになって来るのです。この手法は手彫だけでなく小判以降のシリーズにも流用が可能でしょうが、集積した生のデータをオープンにしての問題提起という、初めての試みがどのように完結するのか大いに期待しています。
続いては昨年発行された「手彫切手専門カタログ2007」の改訂の場所としての役割も担います。
何れも、今だけの情報の発信でなく、数年先かそれ以上先を見越してのデータの集積と発表のツールとしての冊子のスタートです。データをキープしての発行なので、当分は何時お申し込み頂いても創刊号から購読が可能とのことです。
冊子の発刊に先立ち、弊社フロアオークションの2日目(日曜日)の午前中に、「関西手彫切手研究会」の会合を大阪駅前第2ビルにて開いています。次回は3月2日の午前10時~。お問い合わせは上記高野氏又は、フロアの当日にでも受付に声を掛けて見てください。
弊社のオークション誌は昨日入稿完了、発送は2月8日金曜日です。既に情報はホームページにUPしており、ダウンロードでの下見は2月2日土曜から可能です。
『オークションと文献と』
(49KB)
終ったオークション、PA51・MA44のレポートを郵趣の広告に載せるべく原稿を書きました。幾つもハイライトが有ったのですが、場での競りで面白かったのが「航空切手」の使用済単片⑩の幾つか。元気に競っていた人に、何であんなに高いの?と聞かれたのです。その答えは、貴方が競ったから、としか言えないし、競る人が2人いれば高くなるのがオークションなのですから。
2209 0付立山55円 紫櫛YOKOHAMA10・4・52 最低値 15000→240000
2210 〃 75円 紫櫛YOKOHAMA10・4・52 〃 12000→280000
2472 きじ103円 ロールKOBE22・ⅹ・1952 〃 5000→210000
3539 0付立山75円 櫛北浜27・6・6 〃 6000→100000
こういうケースは大体が、超強気のお一人の独占買いに、ダメ元で競りかかる人が出た場合が多いのですが、今回はこの4点が見事に4人に分かれました。だからこの分野は当分ホットに続くでしょう。皆さん、複数のロットにチャレンジしているので、大満足の方はいないでしょうが、競って取れた1点という物には結構満足感が有るのです。買った値段は忘れてしまえば良いのです。
場での話題というか、おしゃべり雀が少し騒いでました。私が直接耳にした情報ではないし、説得力のある根拠は全く聞けてないのですが、2209・2210の櫛型YOKOHAMAが「偽消」だというものです。55円は前述の人が落札して、ちょっと気にしてましたが、75円はこの分野の自他とも認める超専門家のお買い上げ。カラーの表紙の情報で十分な判断が出来る人のはずなのです。私が手にとって記事を書いたときには、何の違和感も有りません。それに、経験上、色印で材質ゴムの場合は偽印は極めて作りにくいのです。余程ちゃちな物は別ですが、この条件での偽印は見たことが有りません。ただ、これで終ればちょっとした水掛け論に留まるのでもう少し調べてみたのです。
同じ雰囲気の接近した日付の物は少ないながらも有って、典型的なものはYOKOHAMA11.2.52 当然ながら0付立山のFDCです。どう見ても全てのポイントで本物だし、今回の出品物と同一の判子と思えます。更には特徴的な印なので、戦後航空や戦後記念・国立・観光・文化人の収集家は結構お持ちの方がいるのです。情報では2年位は使われたかもしれませんが、ゴム製のくせに崩れてなくて綺麗過ぎるのが疑問を持つ人が出てきてしまう理由かも知れません。ただ、大量に見かけるものではないので、使い勝手からして、本格使用で無く、補助的な使われ方がされていたのかもしれません。
今回の出品物の日付で、決定的な理由が知れました。S26・10・20 公達159号、
外国郵便取扱規定の一部改定の通達です。「1952・4・10より外国郵便の取扱に関し使用する日付印を改める」です。我々が言うところの、欧文三日月印使用の告示です。
因みに、27・4.10告示111号では、この日から東京中央・同羽田・横浜・大阪中央・神戸中央・博多で使い、近く追加して90局に配布されるとのことです。
だから、YOKOHAMA10・4・52は欧文三日月印初日使用の直前の、櫛型紫最終使用=ラストデーのCTOなのでしょう。この根拠なら、どこに出しても通るでしょう。告示や通達は一般の人には縁遠いものなのですが、今は簡単に手に入る手段が有るのです。このパートの必要なデータは、弊社で扱っている「戦後の郵政資料 第2巻 S27・1~36・12」に詳しく出ています。
行徳国宏さんの『戦後の郵政資料』、現在第4巻まで発刊済み、収集の対象としている年代の本は取り敢えずは持っておくべき良書です。読んで面白いものではないのですが、知りたい事柄が出てきて、公示・通達が要るならばかなりの確率で応えてくれる本なのです。切手を1点、フロアで頑張る確信が持てるなら、本に費やす金額など端金に過ぎないのですが。
『特別送達』
待っていた種別の郵便がやっと到着しました。「特別送達」で某簡易裁判所差出しで受取人は私です。管轄名を見るだけで封を切らずとも、要件は瞬時に知れました。先日来当コラムでも取り上げている、オークション誌発行後の出品の取消要求とそれに対応して除名にした相手方からの、損害賠償他の訴訟の書類です。電話での話の中で「訴えてやる!」の罵詈雑言も有りましたし、それ以外のルートからの情報でも、相手の、人となりや過去の所業も分かってました。こちらは基本的には受身なので相手の行動を待つ立場です。現実問題として私を相手方(被告)とした公的な書類が来ても、良くぞやってくれました、指定された期日=来年1月9日には必ず出向くので、絶対に訴訟の取り下げだけはやって欲しくないというのが偽りの無い感想です。
裁判という場での議論になりますので、ここに書いていることも当然証拠として使われます。それゆえ、軽率な情報を出せないのですが、概略だけ説明しておきます。事実関係の認識は相手が訴状に書いた通りで、概ね間違ってはおりません。出品者引きにして除名にしたことによる損害賠償が10万円、その後のブログでの「侮辱行為」への「慰謝料」が10万円という請求です。根拠として、オークションへの出品物の所有権が、落札者確定までは出品者にあり、売る・売らないも含めて全てが包括的に出品者に属するというのが主張です。このことは、当然ながら根本的に間違っています。私の主張は、出品者の所有権の内、財産権に属する部分はオークションに於いても出品者への支払いが終了するまでは出品者に属することには同意します。ただ、オークションのメカニズムでは、オークションの規定に則って競売されて、落札値が決定し、規定の手数料を差し引いた金額を受け取れ、不落札の場合は預けたままで返品を受ける権利に限定されるのです。競りに出して、オークションの業務に掛かった時点で、売買に関する裁量権=誰に幾らで売るかの決定権はオークショ二アのみに移ります。出品者はこの作業に如何なる意味でもコミット出来ません。幾ら出品者が嫌いな相手でも、最低値以上なら一番札の人に売るのです。出品者の権利制限が掛かるタイミングが有るのです。弊社の場合は、明確に期日を切っており、掲載原稿を出品者に送り、受け取ったであろう期間を経過後を異議申し立てがない限り、起点にしています。実務的には、より相手方に有利になるように、オークション誌が印刷に掛かるまでは参加者には情報が開示されないという事実を持って、一般的には競売からの取り下げも無碍には拒否しません。
ただ、経費の発生という弊社の経済的な要因でなく、オークションに参加する善意の第三者に悪しき影響が及ぶタイミングでは出品取消は認めておりません。カタログ上に掲載されており、それを見てビッドした人がいた場合、そのロットが取り消しになっておれば他のロットへの応札行為に違いが出る場合が有るのです。取消の情報を参加者に普く告知する手段はないのです。善意の第三者は何の罪も無いのに不利益を被ることになるのです。この事実は、オークショ二アとして容認出来ません。オークション誌発行後の出品物は、唯一最も高いビッドをした人が、ルールに定められた方式で買う権利が有るのです。そのメカニズムの実現のみにオークショ二アは行動します。
今は無くなった名古屋のオークションハウスへの有力な出品者が私に言ったことが有りました。オークションに出品者したロットに対しては、自分=出品者は値段を知る権利がある、だから一番札が幾らかを聞いて、その値段で売るか売らないかを決めているという趣旨でした。所有権云々を根拠にしての主張でしたが、私はその考えを採りません。オークションへのビッドの数字は出品者は何ら聞く権利は有りません。それを許すのは一番札そのままで、売っていいか否かを出品者に委ねることで、最早オークションとは呼べないものなのです。それが直接の原因かどうかは知りませんが、その要求を当然の権利として主張した出品者は、別の不誠実な行為が露見し、今や業界の表には出て来れず、舞台になった組織は法の名で消滅しました。
今回の相手方の主張は、ストレートにはこの意味での要求ではないのですが、出品物への自己の所有権の確保というポイントではオークションのルールに悖っているのです。私の日々の仕事はオークショ二アですが、それ以外にオークションアナリストとしての分析と、オークション・システム・オーガナイザーとして行動することがライフワークだと意識しているのです。日専やブログでの主張は、ある意味、言いっぱなしですが、望まぬきっかけで有ったにせよ、公式の場で、この世界の構成員以外の価値観を持ち、恐らくは業界に通じてないであろう法曹者に、私のオークションのシステム論が通用するかを正式に確認してみたいのです。
本件に対する私の採るべき態度には何の迷いも有りません。先方の出方に拘わらず、私は代理人を使わず自らが対応します。法的な定めにより、保管が義務付けられている7年間の書類は完璧に有りますし、コアな資料はそれ以前のものも復活可能です。相手方の訴状に対する答弁書のみならず反訴の書類のフレームも瞬時に書いております。ただ、上がるべき土俵が裁判所なので、ことを起こす以前にそれを開示は出来ません。オークション雀の皆様には興味津々の「大事件」では有りますが、私の気持ちとしては、初公判の日が待ち遠しくてたまりません。先方の今までの為した同様の行為に対する相手程は、甘くは無いことを覚悟してもらって、出る処に出ての話しにしたいと思います。
上記の事情ゆえに、この件の追加の情報開示は暫く封印になりますことご了承賜りたく存じます。