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能面70円色抜け 落札結果

右側銘付含む50Bは、3名からビッド頂きました。100万・120万・それ以上の一番値で、お買い上げの値段は、121万です。

左側5列は、1列から3列までで計6名の方から、延べで10列分のビッドを頂きました。25万円が6番札になりましたが、複数列ご希望の方で耳付のプレミアムのご提示が有りました。結論といたしましては、26万円以上でビッドされた方お二人に、26万円で一列を、82万円で左耳付3列をお買い上げいただきます。

多数のお申込み有難う御座います。ビッドをされた方は、全員弊社のオークションの会員様です。現品は来週火曜日に発送いたします。

能面70円色抜け 分割入札情報

予想通りなのですが、明後日15日の正午が締め切りのオークション、事前のビッドはおとなしめです。当日の11時以降が勝負なのが確かですが、郵便でのビッドはお勧めいたしません。勿論15日の9時の時点で手元に来ていれば大丈夫ですが、今すぐ投函しても、まず届かないと思いますが、救済は一切行いません。Fax又はE-メールでお願い致します。

現状では、右側50B銘付含むに、お一人、左側50Bを一列に分割に、4名で6列(お二人が2列で)のビッドが有りました。全ての席が埋まりましたので、今後は最低値が切り上がることになります。このまま、他のビッドが無ければ、右部は最低値の70万、左は6番札の1万円上の16万で落ちます。ビッドの方は全員が弊社のオークションのお客さんで有り、相場も完全にご存じです。オークションに出しても、この位かなと思っていた数字が入って来ています。ビッドそのままでは結構いい数字なのですが、値段調整を期待してください。ルール通りにやりますから。

ギリギリまで引っ張ってもメリットは有りませんので、そろそろ覚悟を決めてご応札下さい。ビッドを頂き次第、確認の連絡をいたします。

オークション終了のご報告

PA103・MA91が終了いたしました。具体的な結果は、ホームページをご覧ください。今回は、オークショニアとして曖昧に済ませていた部分を、クリアにして運営いたしました。従来は顧客利益を忖度して、便宜的に融通を聞かせたり、今回だけは、で妥協したり、ある意味物凄く優しく接して来ていたやり方を、厳格にルールに即して適用したのです。締め切り時間の厳守と会員外の入札の扱いです。

締め切り時間は、オークション誌に書いておりますし、当コラムでも、念を入れて間際に周知いたしました。にも拘らず、デッドラインを超えての入札が有るのです。前回5月のセールでも、正午締め切りの時間を若干過ぎてのE-メールでのビッドが有ったのです。入力の途中なので、何とか今回だけはで救済し、注意喚起をして、相手も謝って了承した人なのです。今回もまた、12時50分のE-メールのビッドでした。この学習能力の無さは、罪悪だし許せません。当然ながら、ビッドは無効にしたのです。ご本人はそれなりのステータスをお持ちだと思っているのでしょうが、それは勘違いも甚だしく、此のルール無視のマナーは社会的には通用しないでしょう。幾ら言っても分からないし、天動説を信奉する人なので、それを承知で対応するしかありません。今後の付き合いは正常には出来るとは思いません。裏切られたという思いの嫌悪感はかなりの物なのです。今日の時点での、締め切り時間後のビッドはあと3件ありました。26日の日曜日の朝7時のFAXでのビッド、メールの部分は有効ですが、終了済みの土曜日のフロア分は無論の事、セール開始前の日曜日の分も無効になるのです。後のお二人は、郵便で私書箱への出された方でした。8月22日の東京晴海の消印と、8月23日の善通寺の消印です。郵便局の人手の関係で、大阪北局の私書箱へ入るのは、深夜2時ぐらいの1回だけだと聞いています。今回のセールに於いては、8月24日のAM2時に入っていないと駄目なのです。弊社としては、24日の朝一に箱を開ければ、次に行くのは28日の朝になるのです。メールのパートはこれで十分に間に合うのですが、フロアセールのメールビッドは24日の正午が必着です。EメールとFaxは、ギリギリでも問題は無いのですが、郵便送付はリスキーです。定めた期日に手元に届いていなければ、何の対応も出来ません。これは幾ら口を酸っぱくしてお願いしてもダメなので、覚えてもらうしかありません。

もう一つの案件は、会員外での入札です。弊社の年会費は、5回のオークションで2000円です。誰が考えても超割安だし、経費には遠く及びません。でも、確信犯的にそれを払わない人がいるのです。オークショニアとしての利益を考えるならば、会員外でもビッドを受け付けて、品物は代金前払いにする、やるかやらないかは別にして、ビッドの扱いも、会員さんには2番値の上まで引き下げて、非会員には、その調整を行わない、という措置を取る手も有るのです。2000円の会費を捨てても、それ以上の金銭の負担を掛けるというやり方だって出来るのです。ビッドした人には分からないペナルティーを与えるという意味なのです。お馬鹿さんは想像力が有りませんから。でも、このやり方は、禁断の木の実を食べることになる。気分の良い物では有りません。今回は、4人の会員外のビッドを拒否しました。コピーを一杯請求して、ビッドはお付き合い程度の人、恐らくは見本誌を請求して会費を払いたくない人、後の2人は中国系、かつては会員であり、取引事績も有るのですが、現時点では会員外の方なのです。この二人の札を外したので、今回は新中国は滅茶安でした。黙って有効で受けていれば、下支えになって、数十万円はハンマープライスは違ったでしょう。でも、それをやってしまうとキリがない。目を瞑って切りました。今回からは、写真版をオールカラーにしたのです。Webでも、全ロットの画像が見られます。この前提条件ならば、会員でも会員外でも、何の差も起きないのです。必ず、会員外のビッドが入ってきてしまいます。会員登録=本人確認せずのオークションへの参加は、古物営業法の規定で許されません。ネットカフェからのなりすましのビッドも有り得ます。そのリスクを消すためには、会員外のビッドは、機械的に断るしかないのです。次回以降は、もっと厳しくやらねばと思っています。ルールを定めてシステム化すれば、オークショニア自身が厳格に守らねばいけないでしょう。金銭的な利益以上に大事な物が有ると思います。

R字入70円能面に茶色抜けエラーが登場 入札形式で分譲します。

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ごく最近、シートの状態で、下部3段に茶色抜けエラーが発見されました。普通切手でこの種の物としては、2006年の金色堂30円金色抜け以来の登場です。下記に資料を載せましたが、持ち出しや横流れでなく、印刷工程でのエラーで有り、特定色を刷る際に、紙が被ったか密着不良で部分的に色抜けになり、最終のチェックがシートの上部のみに為されるために見逃され、郵便局の窓口までは正規のルートで配給されたと思われます。一部の物は色抜けが目立たず、正常の物と誤認してして売られた可能性も有るのでしょう。私の経験でも、出所が郵便局絡みであるケースが殆どですが、詳しくは詮索しておりません。

縁有って手元に来ましたので、全日本郵趣連合の鑑定を取りました。印刷時のエラーである旨の結果を得ております。

現存1点限りでは有りますが、メールオークションにて入札で分割・分譲いたします。銘付10Bを含む右側50Bは1ロットで、最低値は70万円です。左部50Bは縦1列毎に最低値10万円です。左部は複数列のビッドも受け付けますし、シートでのビッド=最低値120万円も有効です。何れのケースも、次点の方の入札値の1万円上で落札になります。刻みは1万円で同値は先着優先、手数料・消費税は不要です。左部は1番札~5番札の方に、6番札の1万円上の値段で、同じ値段で落札になります。

締め切りは9月15日(土)正午必着で、Eメール・FAX・郵便(AM9時締切)の何れかに限ります。弊社のオークションの会員外でも構いませんが、電話でのビッドは受け付けません。最高値のお問合せには応じませんが、弊社HPに、適宜、途中経過を発表します。切り上がった最低値=銘付50Bは2番札、左部50Bは、1列ビッドの6番札、及びご応札者数です。この情報を得た後の再入札も受け付けますが、取り消しは認めません。前もってご連絡頂ければ、弊社店頭での下見も可能です。鑑定書は、シートの状態の物を、右部50Bの落札者に差し上げ、左部の落札者にはコピーを付けます。締切日の12時30分にHPブログにて落札結果を公表、落札された方(及び不落札の方)に迅速に通知いたします。

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PA103 メールビッドの締め切り迫る。

8月25日―26日開催の第103回フロアオークションが今度の土日に開催です。恐らく台風は抜けると思いますので予定通り開催できるでしょう。なお、メールビッドの締め切りは、E-メールとFaxは明日24日金曜日の正午必着です。私書箱宛ては、明日の朝一の開函で終わりです。日本時間でこの時間を過ぎたビッドは、全て無効になり、理由の如何を問わず、一切救済は致しません。最近特に増えているのが、E-メールでのビッドです。頂いた時点で、Re.で返信しておりますが、当方では正常に受信は出来ているにも関わらず、Re.では送れずに戻って来るケースが数多く発生しております。これへのお問合せを、メールで頂いて、またRe.で返しても、戻って来てしまうのです。まさに、【山羊さん郵便=E-メール】です。想像力を働かせて、付着のお問合せは、メールで無い手段=電話またはFaxでお願い致します。

今回のタームでは、国内での返信不可のケースは有りませんが、海外との通信で数多く発生しております。特に、アメリカの@aol.comは100%、受信は出来ますが送信は出来ませんし、改善の可能性も有りません。イギリスの@talk.com、ドイツの@t-online.deも多くの場合、同じ状況になってしまいます。国内も、明日の締切日に集中してくるE-メールで、今までと同じく、複数件発生することが予想されます。これに関しては、後日レポート致します。

なお、第91回メールセールの締め切りは、8月28日(火)午前9時必着です。今までの例では、こちらへは時間切れでのビッドは殆どありませんが、フロアのtoo lateは毎回10件は発生するのです。特に郵便での2日前の投函は、概ねアウトになることを心しておいて下さい。

NHKスペシャルの予告

8月19日日曜日。午後9時から=『セ・ゴ・ドン』のすぐ後のゴールデンでの放送です。昨年はBS1でしたが、同じテーマでバージョンアップした作りになっているようです。

【届かなかった手紙・時をこえた郵便配達】

太平洋戦争時に米軍に接収された葉書のお話です。一人でかき集めた、17万通の軍事郵便の山の前で、善人のお坊さんが思いのたけを語ってくれるのかな。他にも、ちょっとしたお知り合いも出て来るかも知れません。地上波なので是非ご覧になってください。

懸案解決 渡辺版吉野熊野FDC

昨年5月20日より9月9日に書きました渡辺版の川瀬巴水カシェの吉野熊野FDCに酷似したタイプ違いのカバーの素性が知れました。お二人から仮説での情報を頂いておりましたので、ここで纏めてみたいと思います。山崎好是氏からは、別紙のメールを貰いました。20180808_001

趣旨は、前田晃氏が制作数以上の注文が来たため、悪意でなく、オフセット版を作ったと読めるのです。渡辺版に関しては確かに切り抜りきカシェきのFDCは存在します。山崎氏の意見では、あたかも不足分を補うための切り抜きが存在する、つまり同じ種類のカバーに於いて、刷り込みと切り抜きが存在しているというご意見でしょうか。熊本展や赤十字募金が切り抜きカシェで有るのは確かです。でも、同時に刷り込みカシェは有るのでしょうか。

結論が意外と簡単に見つかりました。カバー研究会・宮崎清二氏著の「渡辺木版カバーリスト」に出ています。

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昭和23.11.20の農婦2円・このカバーからカッシェをカバーに刷り込むことが可能になった、という記載です。つまりそれ以前は。全部(孔版の数字1.5円と3.8円は除く)切り抜きカシェであり、以降は刷り込みカシェで有って、並立しているのではないという意味でしょう。この点からも、吉野熊野の前田晃氏による、補充作成説は否定されると思います。

より強力な情報を、今関顕之氏が見つけてくれました。国会図書館に通って、郵楽会時報・11巻第4号の記事をくれたのです。

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昭和24年7月28日発行なので、7月のトピックスは、吉野熊野のFDCに関する情報と見て良いでしょう。署名記事では無いのですが、内容から判断すれば、前田晃氏の筆によると思います。吉野熊野の酷似の偽カバーが、海外からもたらされていることを考えても、「抜け目のない切手商が・・作り始めた」物で、その昔に輸出された物の一部かなと思うのです。偽カバーの消印は、すべて真正です。白封筒のそれに、後年になって人気が出た、川瀬巴水のカシェに似せて、切り抜きカシェを後貼りしたという物ではないでしょう。同種の物は、吉野以外には発行日が接近した、24.5.5発行の、子供の日にのみ存在します。この紛い物は2回で終わったという事でしょう。自慢にはなりませんが集めてみるのも面白いと思います。

渡辺版の巴水と言えば、秋吉誠二郎氏が、立派な本を出されています。「版画家川瀬巴水と渡辺版初日カバー」です。古書のマーケットでも高く取引されるのですが、この本で気になっていたことが有りました。巴水の作品は全て網羅されていると聞いたのですが、2種が洩れて居るかも知れないのです。4回国体と長野平和博です。日本初日カバーしのび草から画像を載せて置きましょう。

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FDCの専門家と話をしても、この2種が巴水だろうという意見をよく聞きます。私もそうかな、と思っていたのです。前述の宮崎さんのカバーリストでは、長野平和博は巴水、4国水泳は大塚慶治になっています。

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渡辺版のカシェ作家が誰であるかの確定証拠は、カバーに同封されたガリ刷りの解説書です。全てのカバーに入ってはいないので、その法則性は不明です。気になっていたので、折に触れて調べていたら、4国水泳は見つかりました。秋吉さんも宮崎さんも正しかったのです。大塚慶治で間違いありません。でも、長野平和博はどうでしょうか、秋吉さんは、巴水ではない、宮崎さんは巴水だと書いているのです。ガリ刷りの解説書を一生懸命集めているのが、貴重な資料を見つけてくれた、今関さんなので、既に手に入れられているかも知れません。今度会ったら聞いて見たいと思います。

下見開始とルールの厳格化のお知らせ

今回から、印刷の手順を変更しました。PDFでデータを印刷会社に送ることで、オールカラー化が可能になりました。みほん刷りの段階では有りますが、仕上がりも問題ないと思います。コストも大幅に削減できると思われます。作業手順の方も、現物を持ち出さずに、若い番号から写真版制作の作業が出来るので、下見準備も随分早く進みます。何時もよりも前倒しで準備完了できました。今回は、夏季休暇の関係で、10日~17日が休業になります。18日の土曜日の16時半までと21日火曜日の午後~24日の金曜日までしか、正規の下見の機会が無いのです。オークション誌の発送は9日ですが、それ以前でもダウンロードで、下見はして頂けます。4日の土曜日は、かなり混んでしまいますので、それ以外の平日のお越しを勧めます。

今回からは、オールカラーにしましたので、Webで全ての情報をご覧いただけます。その意味で、会員様にお届けしている、冊子とWebの情報には何の差もつかないのです。このやり方をすれば、年会費2000円のお支払いを拒否して、会員登録をせずに入札される方が、必ず何人か出て来ます。今までも若干名、その手法を取る方がおられますし、東京の下見会に来て、本を持ち帰り、確信的な非会員で入札されるケースも有りました。多少の不利益を与えても、便宜で受け付けていたのですが、今後は一切排除いたします。ビッドは会員登録を完了されて、締め切り時間内に届いた方の物のみを有効といたします。見本誌請求等で、間に合わないので、今回だけの便宜の受け付けも致しません。また、締め切り時間も厳守いたします。今回の場合は、フロアは8月24日(金)正午(郵便の場合は同じく午前9時)、メールは8月28日(火)午前9時必着です。今までは、何とか救済すべく努力をしておりましたが、不心得者の行為には何らの反省も見られません。オークショニアとしても、幾許かの売り上げ額の減少に見舞われるのですが、それを承知で、ルールを厳格に適応いたします。

余り嬉しい話では無いのですが、この数回、オークションの出品物の内、別封扱いの物が紛失しています。東京の下見会から戻った時点で、全品チェックをしていますので、それ以降のオークション及びバザール開催中の万引き行為が原因です。1度なら勘違い、2度なら偶然も有りますが、それ以上は必然の悪意での所業です。ある程度のめぼしは付いており、所轄の警察署にも被害届を出しております。今後もし現行犯で押さえれば、則刑事事件になるのです。被害額は極めて軽微なのですが、この事案は放置はできませんので、主催者としては厳格な措置を取らざるを得ません。物が欲しいのでなく、病気によるのでしょうが、やってはいけない行為です。下見場所での不自然な動きが有れば、主催者に耳打ちして頂ければ幸いです。

 

下見の日程と即売品

8月のセールの編集が完了です。まもなくWebに全てをUp致します。今回からオークション誌は、フロアもメールもオールカラーになりました。だから写真版の全てもUp出来るのです。下見の日程ですが、カレンダーの都合で、夏休みが入る為、平常よりもタイトになってしまいます。オークション誌の発送は、8月9日の木曜日です。10日の金曜日から17日の金曜日が夏休みで休業です。18日の土曜日は、東京下見の発送が有るので16時半まで、後は週明けの21日の火曜日が、東京戻りの荷解きが有るので午後から可能、22日水曜から24日の金曜が平常通りです。

Webでダウンロードしての下見は、8月3日の金曜~9日木曜(日・月除く)は可能です。出来るだけこの期間にお越しください。1日水曜はちょっと厳しく、2日木曜は電話でお問い合わせください。いつもと違う流れでやっているので、仕上がりのタイミングは読めないのです。

次回以降の出品物として、面白いロットを預かりました。岩手県水沢郵便局の書類です。基本的にはオークションへ出すのですが、それが不向きな物が有りました。珍品だけれど、同じ物が沢山ある、最初に出した物がスッ高い値段で落ちてしまって、続く物の扱いに困る、珍しい消印物なのです。明治37年~38年の特殊郵便送達證の束が有って、その一部が丸一珍印です。

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鉄道継越係員東京静岡間の3行印・船内郵便青森室蘭線です。鮮明印で台もきれいな物を贅沢に選んで、それぞれ2点、合わせて4点を1ロットで販売いたします。画像の物は一番きれいなのですが、他の物もそれ程は差は無いと思います。10組は確保しています。先着順での即売です。消費税・送料込みで35000円、弊社の会員さんはいつも通りに後払いで構いません。

大コレクションでの小さい発見

恒例のイベント、スタンプショウ=ヒロシマ2018が無時に終了しました。仕事的には集中して、8月のオークションの編集を進めています。昨今の情況を判断して、真剣に考えて、今回から少しスタイルを変えました。その出来栄えは、お盆休み前発送のオークション誌をご覧いただきたく存じます。

ご案内しております、昭和~の大コレクションも概ねチェックは終わりました。今回を起点にして、3年間15回での売り切りを目途にしてマップを組んで進めます。本体の骨格は次の通りです。密度の濃い、ボストーク標準リーフに整理されたコレクションです。ちょっとしたメモと、かなりの確率で、購入価が鉛筆でメモされております。

  • 1次昭和  15冊
  • 2次昭和  11冊
  • 3次昭和  10冊
  • 1次新昭和 6冊
  • 2次新昭和15冊
  • 産業~現行14冊
  • 1次昭和中心の外地消 15冊
  • 100面シート ファイル9冊

合計で95冊、④⑤の新昭和を合体して、2分割すれば、私が踏んだ金額ベースでは、①~⑦がほぼ同じウエートになるのです。シートだけは少し軽めです。でも、2次昭和40銭糊無・上辺目打洩れや、無透8円なども有るのですが。全体として、エラーがお好きな方なので、無目打以外も、あらゆるものが有りました。全分野に於いてです。

アルバムからはみ出た物も少しあり、そちらから整理を進めています。手始めは、菊15円時代以降の切手帳です。知られているエラーは、裁断ずれによる横目打漏れが2点、後は福耳が1点です。試作品も色々有るのですが、面白いと思ったのが、「背固め無」、白抜90円と100円、郵便番号に有りました。切手帳の背固め無は、万博2次の銀表紙が有名です。こちらは、私も完封を扱ったことが有り、袋の表にシッカリ「背固め無」と印刷されていたのです。製造工程で、意図して作られた物なのです。今回の3点は、恐らくは初見かと思います。背の部分に全く糊の痕跡が無いのです。いじった雰囲気は有りません。万博のそれよりは数年早いのですが、3種類自体の発行は接近した日付です。但し、客観的な証明の仕様はないので、買ってくれる人判断次第になるのです。出品記事には「背固め無」とは書きますが、最低値は単なる未使用と同じです。

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別件ではCTOで面白い物を見つけました。印字コイルが沢山有って、10円の長野東と、低額の270円は、民間実逓エンタをすっ高い値段で買われています。それはそれで今の相場で出品いたします。印字は製造面では、ゼネラル収集的な集め方で、吃驚する物は有りません。バラエティーは一通りだと思います。山ほどあるオーダーキャンセルで、素敵な物を見つけました。藤澤慶応前局で、10.7.27=開局日のCTO、それが富士電機製でなく、オムロンなのですよ。ご本人が前もって別の局で買ったオムロン製を持ち込んだとは思えません。どなたか、事前情報で、この局に富士電機の機械が入る、オムロンと区別が出来るかもと山を掛けて、初日に消印を押したのでしょう。現行消印党・CTOグループ恐るべしです。日付戻しは無いでしょうから、センスで作った珍品です。でもお金には全く結びつかないでしょうが。

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